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DAS-703ES 概略仕様・概要      DAS-703ESサービスマニュアルより抜粋     発売:1985年


■ 概 略 仕 様 

デジタル入力端子1,2 (ピンジャック)   電源・その他
入力レベル:0.5Vp-p ±20% 電源 AC 100V、50/60Hz
入力インピーダンス:75Ω 消費電力 26W
デジタルテープ端子 (ピンジャック) 最大外形寸法 430x105x435mm
  REC OUT: 出力レベル:0.5Vp-p ±20% (幅/高さ/奥行き)
出力インピーダンス:75Ω 重さ 約16kg
  TAPE: 入力レベル:0.5Vp-p ±20%
入力インピーダンス:75Ω
チャンネル数 2チャンネル(ステレオ)
符号化(D/A) 16ビット直線
周波数特性 5Hz〜20kHz ±0.5dB
(入力デジタル信号のサンプリング周波数:44.1kHz以上)
高調波ひずみ率 0.004%以下(1kHzにて)
(入力デジタル信号のサンプリング周波数:44.1kHz、16ビット時)
ダイナミックレンジ 95dB以上
(入力デジタル信号のサンプリング周波数:44.1kHz、16ビット時)
チャンネルセパレーション 90dB以上

アナログ出力端子
***** 出力レベル 適合負荷インピーダンス 形  状
FIXED LINE OUT 2.5V RMS(デジタル信号MAX) 10kΩ以上 ピンジャックx2
VARIABLE LINE OUT 0〜2.5V RMS(デジタル信号MAX) 10kΩ以上 ピンジャックx2
HEADPHONES 0〜14mW(32Ωにて)(デジタル信号MAX) ----- ステレオ標準ジャック


 
■ 概    要 ■

デジタル回路用とアナログ回路用、それぞれ専用の大型電源トランスを搭載したセパレート電源方式により、澄んだ高音とゆとりのある低域を再生。

●安定した音質と特性を得るためにセラミックスパウダー入り大型コンデンサー使用。

●高純度な音楽再生を実現した光伝送(オプティカル・トランスファー)方式を採用。

データー伝送部を電気的に分離することにより、D/A変換部のデジタル信号がアナログ回路に混入するために発生する音のひずみや濁りを除去し、音質の向上を実現した。

●アナログ信号処理は。十分に検討を加えた回路構成とパーツを採用し、高水準な音楽再生を可能としている。

L・Rツインモノ構成の採用で左右チャンネルの干渉を防ぎ、セパレーションの良い音質が得られる。
●ガラス・エポキシの基板上のパターン間のレジストを無くした“ES基板”により、パターン間容量による音質への悪影響を低減。

硬質樹脂成型加工をした音響用モールド抵抗採用により、ひずみ感を追放。

●配線材には、音質を損なう結晶境界を大幅に減少させた
LO-OFC(線形結晶無酸素銅)を使用。ひずみの少ない、クリアな音質を再現。

●将来のシステムアップに対応した、2系統デジタル入力端子とデジタルテープ専用端子を装備。

サンプリング周波数は、32kHzから48kHzのどのような周波数に対しても自動選択可能(表示は、32kHz、44kHz,48kHzのいずれか近いものが点灯する

●出力レベル固定と可変の2系統のライン出力端子を装備。



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